いよいよ今大会注目No1競技 女子フィギュアSPが明日始まります
メダル争いは 金妍児、浅田真央、安藤美姫、ロシェット、Rフラット、コストナー
やはり現段階では金妍児が圧倒的優位
しかしながら世界最高得点を叩き出した金妍児にも死角はある
フィリップジャンプの不調と回転不足
3FはGPシリーズアメリカ大会で失敗し転倒しているFPではフラットに5点近く負けている
現地入りしてからもフリップジャンプの出来はいまいちらしい・・
続いて回転不足
金妍児のジャンプは3R−3TRジャンプ以外は基礎点が低い
回転不足をとられると点数は伸びない
しかしながら安定感はNo1と言える
何より彼女の最大の強みは強靭なメンタル面の強さ
ミスなしの演技をされるとかなり崩すのは難しい・・・
そしてその金妍児の最大のライバル真央ちゃん
なかなか調子が上がりそうで上がらず
本番のバンクーバーへ
最大の鍵は本人が言っている様にSPの出来
3Aを成功させノーミスでSPを1位で折り返せば
先行逃げ切り型の金へかなりのプレッシャーをかけられるし本人のモチベーションも上がる
練習では3Aは6回飛んで5回成功と絶好調
今現在、フィギュア界はターニングポイントに立たされている
男子フィギュア銀メダリスト プルシェンコが現在の採点方法に苦言した
「3回転ジャンプは20〜25年前からあった。それから3回転半、4回転が始まったが、今の制度では評価されない。フィギュアスケートの進歩は止まってしまった」
確かに今大会4回転に挑んだ選手は点数が伸び悩み回避した選手は点数を伸ばしている
美しい演技はフィギュアスケートの醍醐味だが
無難に演技をこなすだけでは本当の感動を人々には与えられないし、それではアイスショート変わりない
リスクを犯してでも新しい事、難しい事に挑戦する姿こそが人々に感動を与えられると思う
その事を真央ちゃんには証明してほしい
真央ちゃんは以前こんな事を言っていた
『自分がミスなくパーフェクトな演技をした時の点数が見てみたい』
オリンピックの大舞台でそれを実践し人々に感動を与え
表彰台の真ん中で真央ちゃんスマイルが見たい